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キレイ日記

住まいのおそうじやお直しのちょっとした裏技や日々の出来事を綴ります。
Posted by kankyo211   8 comments   0 trackback

近江商人

やまがたでは、この季節になると食卓にのぼる漬物があります。

山形県特産の青菜を細かく刻んで、他の野菜とともに漬けた漬物で

その名は ”おみ漬け”です

本日、お昼に 人気のおにぎり屋さんに行ったら、

おいしそうに並べてあったので一緒に買って来ました。


ご飯にかけてもおいしいし、お茶漬けのようにして食べてもまた格別です。


それで、この地に古くから代を重ねる先輩方に聞いた話を思い出しました。


なんで、”おみ漬け”なのかというと、近江漬けがなまっておみづけになったらしいのですが、

かんじんの近江(滋賀県)には、おみづけという郷土料理はないらしく、

どうやら 山形に出張にきていた近江商人が伝えたことから、

近江漬けと呼ばれるようになったそうです。


しかも発祥の地は,わたくしの住む町 ”山形市十日町” に

当時も今も流れている笹堰(ささぜき)だというお話です。 (堰=人口の川です。)


上流の小白川地区は、当時畑作地帯だったため、大根の葉やしっぽが流れてきた。

それを 出張で長期滞在していた店子の近江商人が堰に網を掛けて拾い、

乾燥させて細かく刻み、塩漬けしたのがそもそもの始まりだそうなのです。


さすが、商売優先、倹約のため粗食に耐える 近江商人!!

おかげさまで、今では、なくてはならないケンミン食となりました。


それでは 先人の苦労に思いを馳せながら いだだきま?す。


おみ漬け



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