絆
婚約指輪の売れ行きが伸びている!!
先日 当商店街の総会で司会をされていた大手カバン屋の社長さんが言っておられました。
その話を聴いて 一瞬 自分の耳を疑いました。
どうやら それは 大震災がもたらした予期せぬ現象のひとつだというのです。
へぇ~~
やはり、新聞記事によると(一部抜粋)
〈 結婚情報紹介サービス大手のオーネット(本社・東京)では、
今年4月の資料請求件数が前年同月比で約12%増。関東の女性でみると24%増えた。
会員同士の結婚による退会も続き、3月は423人で前年同月比19.5%の増。
4月も333人と18.1%伸びた。
同社大阪北支社の古沢広美・支社長代理は「地震直後から問い合わせが増え、入会者も例年の2~3割増」と話す。
サンマリエ(同)でも関東甲信越地方で入会者の伸びが目立つ。
新宿高島屋(東京都渋谷区)のアクセサリー売り場では、会員同士で成婚して退会するケースが急増。
婚約指輪の売れ行きも伸びた。 〉
暗い話題と景気低迷の話題ばかりの世の中で こんなめでたいお話があったんですね。
未曽有の災害に直面して孤独感にさいなまれ、
人と人との 絆 を持ちたいとの思いが広がったようです。
これは!少子高齢化社会の改善に朗報か!?
しかし!
被災地では、逆の現象もおきているという話じゃないですか
「地震の対応をめぐって、夫婦の価値観の違いが出てきて、結局離婚に向かう」(岡林法律事務所)という
いわゆる 「震災離婚」。
仙台市の離婚相談所では、離婚相談が震災前の3倍になったというのです。
絆の大切さは わかっても
永遠の絆を結ぶっていうのは なかなか、奥が深いようですね。
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